北海道で競走馬が射殺された事件で逮捕されたのは…

今年2月、北海道の牧場で競走馬が2頭、射殺されるという事件がありました。 そのニュースを見たとき、驚きました。

北海道の牧場は、とても広く、車からも柵の中の馬を見ることができます。そんな場所で、銃を使って故意に馬を狙うという事件が起これば、安心して牧場経営をすることはできないでしょう。

競走馬は、ときに、1頭につき何億円ものお金が支払われます。 7月になって、犯人逮捕となったわけですが、そのニュースを見て、また驚きました。 なんと、逮捕されたのは、撃たれた競走馬を育成していた牧場の経営者だったのです。この経営者は、「弁解することはない」と言っているそうです。

なぜ、牧場の経営者が馬を撃ったのか。 この牧場は、4月に破産手続開始決定を受け、現在、破産手続き中だそうです。そして、撃たれた2頭には、保険が掛けられていたそうです…。資金繰りの悪化で、2頭の保険金を得ようとしたのでしょうか…。 とても有名な競走馬の出身牧場がこのようなことになってしまって、悲しい限りです。